KAWS賞 白田一馬さん作品解説編

突然ですが、2013年5月15日をもってGEISAIギャラリーが閉廊することとなりました。

本日は、現在HidariZingaroにて開催中の、GEISAI#18受賞者展、KAWS賞 白田一馬さんに作品について解説をして頂きました。

Q:こちらの厚く絵具を盛って描かれているシリーズはどのような作品なのですか?

白田:これらのシリーズは、純粋に自分の好きな感覚を追求している作品で、 小さい頃の粘土遊びをしていた様な感覚を追求しています。
図像は自分が林業をしていた山や森林をモチーフに描いています。
絵具の厚く盛られた感じ等は、粘土をこねている様な感覚でやっています。


Q:これまでに作風に影響を受けた作家さん等はおられるのですか?

白田:今まで、とても沢山の作家の方に色々と影響を受けて来ているので、一概に誰と言うのは言えないのですが、あえて上げるとすれば、TAL Rや、オットーコーエン、ピーター・ドイグ等が好きで、この作風になってからTALR等は知ったのですが、作風や感覚等、とても好きな作家の1人です。


Q:最近の作品の、[Yes I do]シリーズについて教えて下さい。

白田:こちらは、私が今現在制作しているシリーズで、このシリーズの大きな制作意図は、私自身の経 験をコミカルで笑える作品にするという事です。
その理由は私自身、鬱、不眠がとても辛い時期がありました、そして今、日本では多くの方が鬱、不眠に苦しんでいます。
鬱、不眠に成ると何事にたいしても笑う事が出来なくなり、生きていることそのものが辛くなってしまいます、しかし 笑う 事は鬱、不眠、なに より生きる事にとって、とても重要だと私は考えます。ですから私は 笑い という事をこのシリーズの大きな制作意図にしています。

私の作品を見て笑って頂ければ幸いです!!


ですが今説明した事はどうでもいい!!!とも実は・・・思っています。
何故かとい うと私は自分の事しか考えられない 超 自己中心的な人間だからです・・・・しかし・・・そんな自分にはもう、うんざりなんです、世界中の人々を心から愛せる人間に成りたい、そして世界中の人々から愛されたい、他者とつながりたい、変わりたい、SEXした い、Yes I do はそのためのコミニケーシュンツールであり、こうありたい自分、こうなりたい自分、つまり私にとっての理想のような感情をコンセプト、絵にしています。


白田さんの独特な世界観を醸し出す、ユニークな作品の数々は、その1つ1つのマチエールやマテリアルの表情を、実際に見て体感して、その面白さが実感出来ます。
是非皆さん今週末は、HidariZingaroに足をお運び頂き、ご覧になってみて下さい。


【GEISAI#18 受賞者展】
■会場 中野ブロードウェイ3F  「Hidari Zingaro」
    http://hidari-zingaro.jp/

■会期《審査員賞受賞者展》
    ◉KAWS賞    白田一馬 個展 6/27(木)~7/2(火)
    ◉和多利浩一賞 山下拓也 個展 7/11(木)~7/ 16 (火)

     ■開廊時間:12:00-19:00
■定休日 :水曜日(不定休あり)