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GEISAI ニュース

2009.09.02

GEISAI大学 第1シーズンの2 坂田和實先生の講演が終了致しました!

GEISAI大学 第1シーズンの2『蒐集と価値』の第2回目、
坂田和實さんの講義が終了致しました。
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GEISAI大学もなんやかやで5回目。
常連の生徒さん、新規の方、いろいろわいわい来ています。

今回は、GEISAI大学初の、畳スペースでの展示がありました。
講義が始まる2時間前から、
畳の上に骨董を、ひとつ、ひとつ、
とても丁寧に坂田さんにセッティングして頂きました。
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これらは全て実際に、古道具坂田から御持ち頂いた骨董です。
会場はまさに『坂田ワールド』に。
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熱心に骨董を鑑賞する受講性の皆さん。
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目白で36年前に開店した古道具坂田。
当時の様子から、今日に至るまでの、
業界での坂田様を取り囲む環境を含めて、
語って頂きました。
「蒐集というのは、たぶん、
 ひとつの自己表現だと私は思っています。
 それはひとつの創造である。
 また簡単に言えば、絶対的な価値なんて
 無いんじゃないか。とも思っております。」

まずスライドで紹介して頂いたのは、
2006年に松濤美術館で開催された
『骨董誕生』展で、展示した骨董たち。

並べられた日本の雑巾、
教会にあった聖者像、
アフリカのドゴン族のドア、
フランスの仕事机、
ジプシーの人たちが使っていた洗濯バサミ、
エスキモーのお守り、、、
ちあまんはこの展覧会を骨董界の革命が現実になった瞬間だった
と興奮し。坂田さんの世界に没入して行く事になったと言います。

世界中の骨董が次々と紹介されていきます。
使われて使われて、布の最後の形になった雑巾を
何枚も束ねると、現代彫刻の様に美しくなるってご存知でしたか?
0902sakata6_1.jpg
鉄ワッカの紹介では、
「これこそ、誰かが拾ってきたものです。
 道で踏んで、誰も居ないのをいいことに、
 手に取って持って帰ったと言っていました。
 ただ、お坊さんが描く円より、
 私はこれの方が美しいと思っております。」

日本では、杉板で作られた文机が
認められることは非常に少ないそうです。
日本ではすぐゴミになり、
山の谷底に捨てられてしまうという文机を、
「日本で一番美しいプロポーションを持つ家具だと思っております」
と、力説する坂田和實さん。

たくさんの骨董のコレクションと共に、
坂田和實さん自身のものさしを、
たっぷり嬉しそうに語って頂けました。

お金を払って物を買い、物を使って、鑑賞する側の人たちの、
レベルが上がることによって、自然とつくる人たちのレベルも上がる。
鑑賞者は見る眼を成熟しなければならない。
その相互作用が美術業界に欠かせないものだと
坂田和實さんは静かに語ります。

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続いてご紹介頂いたのは、坂田さん御自身が造られた美術館、
『as it is』のお話。

「そのままでいいんだよ、タダあるがままに、っていう美術館なんですけど、
 これやってみますと、全然タダそのままにはならないんです。
 やればやるほど、as it is(=あるがままに)ではなくて
 as I like(=自己表現)の世界にどんどんいってしまいますね。」

ある品物を選ぶときも、
その品物を置く位置も、
いつも美しさの方に自己表現して作意してしまうという坂田和實さん。
千利休、柳宗悦の見立ての世界を引き継ぐ者としての
決意と闘気に満ちたお話です。

「やってやってやりまくって、自己表現をやりまくったら、
 最終的にas it is、そのままでいいんだよ、という世界に近づけると
 思って続けている美術館です。」
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講義終了後は、展示された骨董を、皆で鑑賞致しました。
実は、畳スペースに展示してある骨董は、
先程、講義で紹介されたばかりの
『骨董誕生』で展示されたものだったりします。

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講義終了後に、坂田和實さんと骨董の記念撮影。
現代美術から古道具までの振り幅こそ、芸術とは何かを考える
良いきっかけになったのではないでしょうか。


次回はいよいよ、GEISAI大学第1シーズン最終回。
千 宗屋先生のレポートです。
どうぞご期待下さい。

Photo:Kurage Kikuchi

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GEISAI#13出展申込受付中!

<GEISAI#13 開催内容>

会期:2009年10月18日(日)

会場:Kaikai Kiki 三芳スタジオ
    〒354-0046 埼玉県入間郡三芳町竹間沢東2-6
    ○バス :東武東上線 志木駅 南口バス停『所沢駅 東口』行き。
        「跡見女子大学」下車。徒歩10分
    ○自動車:関越自動車道『所沢I.C』より10分
    ○徒歩 :東武東上線 志木駅 北口より 60分/柳瀬川駅 北口より 25分

出展申込 :GEISAI.NETの申込フォームからご応募下さい。
      https://www.geisai.net/g13_form/geisai13.html

申込締切日:2009年9月20日(日)
※お申込が定員になり次第、応募を締め切らせて頂く場合もござい
ます。予めご了承下さい。

■審査/賞について
審査員による審査、賞の授与等は御座いません。

■参加条件について 
GEISAI#13には、出展物がオリジナル作品であれば、
プロ・アマ問わずどなたでも参加できます。
※参加条件、作品の販売、注意事項についての詳細は、公式サイトをご確認下さい。

■ブース価格
1ブース 16,000円(税込)
幅180×奥120×高240cm
※「出展者パス1枚」付き。
※追加出展者パス(大人、子供合わせて8枚まで)
 大人用 1,800円/子供用 600円
※お一人様1ブースのみの申込となります。
※備品のレンタルは行っておりません。

お問い合わせや詳しい内容は http://www.geisai.net まで。

皆様の御参加、御待ち致しております。

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