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2013.07.30

GEISAI#18 受賞者展情報

本日は、現在Oz Zingaroにて開催中の
GEISAI#18ポイントランキング、第5位の小池正典さんの個展
「軽くて小さな日々。」展にて、小池さんにインタビューをして頂きましたのでお送り致します。

会場では沢山の立体作品に合わせて、
アイデアスケッチ等のドローイングも展示されていて、
大変見応えの有る会場となっております。

Q.GEISAIに出展されてみて如何でしたか?

小池さん:
GEISAIには始めての出展だったのですが、とても反響が有り、会場では展示した作品の9割方が売れ、
自分もまさかこんな風になるとは予想していなかったので、とても驚きました。
(画像は小池さんのGEISAIでの展示ブースの様子。)

Q.GEISAIでの受賞から今回の個展まで、期間も短かったと思うのですが、
今回、約100体も新作を展示されてるとの事ですが、準備段階は如何でしたか?

小池さん:
基本、空いてる時間を、どうやって作品制作に充てるか、という事をずっと考えていて、
とにかく仕事以外の時間はずっと作品を作っている状態でした。

Q.お仕事は何をされているんですか?

小池さん:
普段は都内で高校の美術の講師をやっています。
まだ担任を受け持っている訳ではないので、担任を受け持っている先生よりは、時間の融通がつく感じで、
週末はずっと制作の時間に充てています。

Q.今回の作品はどんな素材で出来ているのですか?

小池さん:
基本的には、石粉粘土で作成しています。
昔の作品には、陶芸用の土で窯で焼いた作品も有るのですが、普段釜が無い環境でも造れる様な物を造りたいという思いと
日常的な風景を作りたいと思いもあり、チープな感じと、このサイズ感が自分でもマッチしていて、
誰でも買える身近な素材で作りたいと思い今の素材に行き着いています。

Q.学生時代はどのような勉強をして来られたのですか?

小池さん:
大学生時代は版画を専攻していて、その後、専門学校で焼き物を勉強して、それから立体も作る様になりました。

Q失礼ながら、平面作品を拝見して、フンデルトヴァッサー等の影響を彷彿したり
立体作品からも、ティム・バートン的な西洋ファンンタジーの要素を感じたのですが
小池さんの中で、影響を受けたりしている作家や物はあるのですか?

小池さん:
そうですね。フンデルトヴァッサーやティム・バートン等もとても好きなのですが
自分的には子供の頃から、アラビアンナイト等の、中近東の物語や世界観がとても好きでそういった所から
ファンタジーっぽい影響を受けているのかなと思っていて色使いや、形等もそうですし
アラビアンナイトの奇妙な感じがとても好きでそういった奇妙さが好きで、西洋ファンタジー等も好きだったりします。

Q.小池さんの作品は、とても所有欲そそられる作品と感じたのですが
制作される上で、意識されている事はあるんでしょうか?

小池さん:
そうですね。この様に棚を付けて展示して、購入してもらった方に、
飾ってもらいたい。と言う思いがあって、
それを強く意識して作っている所が有ると思います。

Q.作品の設定やストーリー等は有るのですか?

小池さん:
個々の作品には、特に繋がっているストーリー等は無いのですが
普段自分が見ている風景画を立体にしているという意識でやっているのでそうゆう広い意味ではどこか繋がっている物ではあります。
人が作った建造物等も好きで、そう言った所からも来ていたりします。

Q.今後の展開や目標について教えて下さい。

小池さん:
今、石粉粘土や焼き物の土等、いくつかの素材を使っているのですが、また新しい素材でやってみたいと思っていて、
素材によって、形や大きさや強度等も変わってくるでしょうし、色々と発展して行きたいと思っています。

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GEISAI#19では続々と、今回の出展者が更新、発表されております。

[GEISAI#19出展者紹介ページ]

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出展者の皆さんや、お気に入りの作家を見つけた方は、
是非ご利用頂き、当日までの告知に積極的にご利用下さいませ。

申込締切まで、残り10日となったGEISAI#19。
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