GEISAI#7

春GEISAI。今回もついに始まります。そして春夏連続の東京ビックサイト東館を使っての開催です。

毎回毎回新しい試みを展開し続けて来て来ましたが、今回はWEBもリニューアル、スタッフも一新。 盤石の体制を敷いて挑もうと変革を実行して来ました。

前回より来場者の方々の人数も増え、出展者と来場者の相互リアクションが活発になって来たのを受けて、今回は来場者の皆様へのアプロー チに視点をシフトしたイベントを考えてみました。その一つが「メダリスト展」です。

「芸術道場GP」を含むGEISAI#1~GEISAI#6までの金・銀・銅の歴代メダリスト全24組全員の新作を、GEISAI#7 の会場にて一気にお披露目することで、来場者の方々にGEISAIの何たるかを一目で理解して頂けるのではないか?という思いで企画致しました。 GEISAIメダリスト達はある意味でスターアーティスト達です。

毎回変化する審査員の方向性には一定した傾向も無く、まさに基準無き 激戦を勝ち抜いた真の実力者達の集まりです。彼らの作品のどこに秀でた魅力があったのか。是非皆さん自身の目で確かめて欲しいのです。そして今の日本の最速のアートの一片を感じて欲しいのです。ドキドキして欲しいんです。

もちろんブース出展者の皆様へは、GEISAIのクオリティの再発見とメダリスト達の真の実力を改めて見て頂く絶好の機会になるはずで す。このメダリスト展にあわせてメダリスト達のカタログも制作しました。そちらも是非見てみて下さい。

審査員。こちらも毎回趣向を凝らして選び抜いています。今回はアメリカから2人の敏腕アートプロデューサー、ポールシンメル(ロスアン ジェルス現代美術館総監督)、トムエクルス(NYCパブリックアートファウンデーション、監督)を御呼びしました。(お2人とも飛行機代、宿泊代は自腹で持って頂いています。大感謝!!)そしてスタイリストとして新進気鋭の長瀬哲朗様。金沢21世紀美術館の設計で昨年のヴェニス建築ビエンナーレで金獅子賞を受賞された妹島和世様。そしてそして存在そのものが芸術な宮崎あおい様。彼らが実際ブースの間をすり抜けて審査致します。あまたのスカウトマン達も会場を練り歩いています。

そしてあなたも、私も、ある意味、プチGEISAI審査員として、新しい才能を発掘し、出会える場、なのです。気に入った作品を購入する方、作家との交流を楽しむ方…GEISAIには人さまざまな楽しみ方、感じ方があると思います。来場者の皆様も一GEISAI参加者となり、GEISAIで新しい発見をしてください!

ああ、それにしても海外のアート関係者のGEISAIへの熱い視線よ。そのリアリティを是非会場で感じて下さい。

(GEISAI#7 パンフレットより)